小児(小学生まで)の歯科矯正

顎を含めた顔面の成長・育成を治療の指針にしています。
乳歯の生え変わりやお子さんの身体の成長に合わせて「顔を育てていく」治療です。
現在のかみ合わせや生活習慣、レントゲン撮影による骨の中の永久歯の状況などから、今後の歯並びの変化を予測し、理想的な歯並びへ誘導します。
顎を健康に育てるための食事や姿勢などの指導も行います。
治療は
- 歯だけでなく
- 上アゴ下アゴの骨のバランスを取る事や、
- 筋肉や歯ぐき(軟組織と呼ぶ)
の3つの要素を治療対象にします。
小児矯正のメリットとデメリット
◎小児矯正のメリット
成長を利用しながらの矯正なので、すでに並んでいる歯並びを変える大人の矯正よりも患者さんへの負担が少なく、後戻りも少ない。
◎小児矯正のデメリット
骨の成長が落ち着く15~18才くらいまでの治療なので、期間が長くなる。
尚、通院回数や治療期間は症状によって異なりますが、早い年齢から始めても、ある程度育ってから始めても治療終了までの通院回数はあまり変わりません。